【人間関係の悩み】「カウンセリングジプシーを卒業したい…」→コレを知ればカウンセリング効果が最大に!

こんにちは。
「自分感」をはぐくむカウンセラー、古村 たまき です。

突然ですが、あなたは

「カウンセリングジプシー」

という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?

詳しくはこの後すぐお伝えしますが、実はカウンセリングジプシーは意外と多く、自分感カウンセリングのクライアント様の中にも、私もそうだったと教えてくださる方がいらっしゃいます。

今回は、「時間もお金もムダにせず、カウンセリングの効果を最大限に実感したい」あなたに、カウンセリングジプシーになってしまう意外な理由とその対処法をお伝えしますね。



「カウンセリングジプシー」って?


自分の悩みを何とかしたい一心で、期待と不安が入り混じる中、勇気を出してカウンセリングを受けると決めた ――

はずなのに。

「なんだか面倒…」
「私には合わないかも」
「このまま続けてホントに変われるのかな?」

そんな気持ちが湧いてきて、いつの間にか続けることが難しくなってしまう。
そしてまた、別のカウンセリングを探して…の繰り返し。
これが、いわゆる「カウンセリングジプシー」です。

カウンセリングは、継続することで効果が感じられるものです。
ですから、カウンセリングジプシーになってしまうと、お悩みはそのままで、大切な時間もお金も労力も、そしてせっかくの勇気までもがムダに…


そればかりか、

「また今回もダメだった」
「私の悩みは解決しないんだ」
「自分は続けられない人間なんだ」

…と感じて、心の重荷がさらに増える、なんていうことにもなりかねません。

こんな話を聞くと、ちょっと心配になってきませんか?
誰だって、なるべく遠回りせずにゴールへ向かいたいですよね。

そこで、ここからはいよいよ、カウンセリングジプシーの意外な理由とその対処法についてお話ししていきましょう。

カウンセリングは「人間関係のミニチュア」


せっかくカウンセリングを始めたのに、続けるのが難しくなる…

こういった場合、理由はいろいろ考えられますが、そのひとつとして「カウンセラーとの関係」があります。
実はこれ、意外とはまりがちな落とし穴であり、盲点なんです。


カウンセリングのご相談内容で最も多いのは、「人間関係・コミュニケーション」のお悩みです。
それを解決したくてカウンセリングを受けようと決めたのに、なぜ続けたくないと感じるようになるのでしょうか?



そう、カウンセラーとの関係もまた人間関係だからです。



カウンセラーとの間に、これまでの人間関係で抱えてきたのと同じような悩みが生じて、カウンセリングに気持ちが向かなくなってしまうことがあるのです。
カウンセリングの場に、「自分の人間関係のミニチュア」が現れたと言ってもいいでしょう。


ですが、これはカウンセリングの失敗でも、ましてやあなたの失敗でもありません。
むしろ、いい方向へ進んでいる証拠
問題が出てきてくれて初めて、それに対して働きかけることができるからです。


このとき、「カウンセラーとの関係に悩んでいる自分」を一段高い視点から見て、

「自分の人間関係のパターンを見直すチャンスが来た!」

と気づけるかどうかがカウンセリング成功のカギ🔑です。


どんなことが起こりがちなのかをあらかじめ知っておけば、ピンチをチャンスに変えることができますよ。

次に、よくある3つのケースをご紹介しますね。

ケース1:依存する

「カウンセラーの言うことは全部正しい」「言われたとおりにしなくちゃ」と思い込んで、自分の意見や気持ちがわからなくなるケースです。

子どもの頃に親の顔色をうかがうことが多かったという方に特によく見られます。
「嫌われたくない」「見捨てられたらどうしよう」という不安が強すぎて、つい自分を抑え込んでしまうのです。

ケース2:警戒する

「どうせわかってもらえない」「また傷つけられるかも」という不安から、なかなか心を開けずに表面的な話ばかりしてしまうケースです。

過去に人間関係で辛い思いをした方に多く見られます。
これは、自分の心を守るためにとる健気な態度であり、当然の反応と言えます。

ケース3:評価を恐れる

「上手く話せてるかな」「こんなこと言って変な人だと思われたらどうしよう」などと考えて、強い不安を感じるケースです。

特に、まじめ、頑張り屋さん、責任感が強いなど、いわゆる「いい子」として生きてきた人ほど「よく見られたい」「失敗できない」という思いが強くなりがちです。
カウンセリング中も常に緊張していて、終わると疲れてぐったりしてしまうことも多いです。

ネガティブな気持ちを感じたら


もし、カウンセラーやカウンセリングの内容に

「今の、ちょっとイラっとした」
「自分には合わない気がする…」

などの気持ちが湧いてきたら、それも伝えてくれていいんです。
直接話すのが難しければ、メールやLINEなどでも大丈夫ですよ。

始めは「感情をぶつける」かたちになってしまうかもしれません。
ですがそこから、感情の扱い方やコミュニケーションの方法を、本当に「自分ごと」として学ぼうと思えたら、それはチャンスに変わります。

もちろん勇気がいることですが、それこそが本当のカウンセリングの始まりと言っていいでしょう。

ネガティブな気持ちを言葉にして、伝え、それについて話し合うことで、

  • 問題を整理できる
  • 自分の心のクセに気づく
  • 客観的な視点を持てる
  • カウンセラーとの信頼関係が深まる

など、「思い切って話してよかった」と感じられることが、きっとあります。

カウンセリングは、安心安全な練習の場


カウンセリングは、安心して人間関係の練習ができる安全な場です。
上手くできないと感じることがあっても大丈夫。

そして、カウンセラーとの関係は、あなたの普段の人間関係とは違うものです。
ネガティブな気持ちを伝えても、責められたり嫌われたりする心配はいりません。

ネガティブな気持ちもしっかり受け止めてもらえることや、一緒に問題の先へ行こうとする体験そのものが、人間関係に対するあなたのこれまでのイメージを変えることになるはずです。

カウンセラーとの関係に難しさを感じたら、「自分の人間関係のクセ」が、ここぞとばかりに出てきてくれたと捉えて直してみることをおすすめします。

何度もお伝えしますが、それが「自分のパターンを見直すチャンス」だと気づくことで、望む方向へ変わっていくことができますよ。

まとめ-あなたの一歩を応援しています


人間関係に悩むのは、あなたが「自分も相手も大切にしたい」と願っているからではないでしょうか。
そして、多くの場合「自分より相手を大切にしている」のではないでしょうか。

「自分感カウンセリング」は、今のあなたの心をただ軽くするだけではありません。
その願いを叶えるための、物事の捉え方やコミュニケーションの方法など、一生役立つスキルを身につけることができます。

あなたが本来の自分らしさを取り戻し、安心して人とつながれるように、全力でサポートさせていただきます。
ご興味を持たれたら、まずは「お試しカウンセリング」を申し込んでみてくださいね。


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